学校は必要ない?
今回キンドウさんで書評をやらせていただきました。
そこで不登校の一人のマサムネがこんなことを言うんです。
「学校なんて行くのは、だから、オレにとってははもうあんま意味ないんだよな…」
マサムネの家はレベルの低い学校には行く必要はないという意見で学校が始まってから教師と親が喧嘩し、学校に行ってない状態だ。
ここら辺を読んで最近似たようなのを読んだと思ったら思い出した。『中学なんていらない』だ。
ここでは実際に女の子が不登校になってる。その親が描いたエッセイだ。
そこで一番思い出深いセリフが「タダで義務教育が受けられるってすごいことやよな~!!」だ。
そう、義務教育とは親側の義務。子供に教育を受けさせる義務があり、子供は教育を受ける権利があることだ。
実際の所、一切学校に行かなくて教育を受けさせればいいのだ。では何のために学校があるのか?それは上のセリフにあるように「タダで義務教育が受けられる」ことだ。
他にも集団行動やいろんな同年代の人に会えたりと、メリットがあるということだ。
もちろんデメリットもある。そういう人はマサムネのように学校に行かないという選択肢もこの世には存在するのだ。
そして学校にいけないという子にもそういう子を援助するシステム、フリースクールというようなものもあるのだ。
だから、学校には絶対に行かなくちゃいけないというわけではない。ただ、一般人にとってとても便利であるという事なのだと思う。
中学なんていらない。 不登校の娘が高校に合格するまで (メディアファクトリーのコミックエッセイ) | 青木 光恵 |本 | 通販 | Amazon