【おすすめコミック】サトコとナダ
この物語はサトコさんがアメリカ留学にするにあたりルームシェアの相手がサウジアラビア出身のニカブ【体を黒い布で覆ったやつ】をかぶった女の子のナダであった!
サトコさんは勉強をしながらナダを通してイスラム教やサウジアラビアの風土などを学んでいく。
この本を読んでいるうちに思い出したのは大学の先生が言ってた「昔だったら世界一周するだけで本が出せるですけどね。さすがに今はね」といっていたことだ。
果たしてそうだろうか?
毎日のニュースは日本の情報中心だし、海外のニュースを扱っているところも東アジア、もしくは欧米中心のニュースだ。
それに何しろ現地の生の人の声というのはその人と会ってみないとわからないことばかりだ。それが昨今の外国人の夫婦のあいてのコミックエッセイが流行っていることの証左でもある。
この本はサウジアラビアという中央アジア。そしてこの本のナダさんはニカブやヒシャブを日常的に着用し、そしてイスラム教徒であるのだ。身近にそのような人がいるだろうか?
インターネットで世界は狭くなったのかもしれない。でも実際は得られる情報は限られ、自ら学びにいかないとわからないのは今も昔もわからないのではないだろうか?
日本には漫画という手段で気軽に情報発信をしてそれを享受できる状況にある。是非この本を取ってサウジアラビラの普通のイスラム教徒の女の子はどういう人なのか、どういう考え方を知るのかを触れてみてほしい。
この本の著者、ユペチカさんがインタビュー受けてる記事がありましたよ!
是非面白いので読んでみてください。